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その記事(「
石鹸の話」)に書いてありますが、あたしが石鹸を作り始めちゃったのって、「手作り石鹸を使い続けたいけど、遥さんに頼り続けるのは無理だし、だからといって市販に戻れない・・・ってことは作るしかないのか・・・」って流れだったんです。
ちょうど真冬の乾燥期で肌状況が最悪で「もうどうしたらいいやら・・・」と途方に暮れてたときの出来事だったので、一気に「やるしかないか・・・」って重い重い腰を上げてしまったという感じ。
ところが。
自分で作る以外にも、方法は、たーーーーくさん、あったんですよ!
そのときのあたしが、知らなかっただけで。
(師匠はそれを知ってて、あえて言わなかったのではって思ったりもするんですが・・・あたしを罠に填めるためにw)
当時、化粧水は手作りはしてたけど、情報は全部某巨大SNSの手作りコスメコミュからレシピ拾って、肌に合うやつをリピり続けてた感じで、素材を自分で探していろいろ研究してたってわけじゃなかったんですよね。
もちろん石鹸に興味はありましたけど、目を合わせないよう、極力避けてたので・・・そのせいもあるのかな、材料すら知らなかったってのは。
けど、石鹸を作り始めてから、必要になっていろいろ勉強していたら・・・あるじゃないですか、うじゃうじゃ、うじゃうじゃ、手作り石鹸を売ってるサイトやブログが!
なので、一応、叫んでおきます。
知ってたら(見分けることさえできれば)、作らなくても済んだのにーーーーーっ!(笑)。
というわけで、あたしの石鹸話聞いて「手作り石鹸を使ってみたい、試してみたい」と思った方。
「手作り石鹸 販売」あたりのキーワードで検索してみてください。
あたしの石鹸なんてメス豚石鹸ですが、もっと高級できめ細かい泡が立つオイルを使ってる石鹸とか、デザインがとんでもなく綺麗な石鹸とか「ああ、もう、どれをポチろうか、迷っちゃう!」なんて心を惑わす効果がいっぱい書いてあったりとかして、見るだけで楽しめると思います。
(って、自分が石鹸仕込むときもそうですが、効くか合うか好きかは、使ってみないとわかんないんですけどね^^;)
個人ショップからの購入が不安だったら(手作り石鹸のブームに乗って商売してる人もいるかもしれませんしね)、手堅く手作り石鹸定番の前田マルセイユかな。
(ハンズでも売ってるし。ネットでも一番入手しやすい商品なんじゃないかな)
手作り石鹸を作り始めるとき「とりあえず、最初はマルセイユ石鹸を作ってみようかな」なんて思って作られる石鹸の完成版が、気軽に買えるレベルで流通されている、と考えていいと思います。
ええと、確か商品名は「お風呂の愉しみ マルセイユ石けん」だったと思います。
さて、「溶かして固め直した石鹸」か「手作り」かの見分け方なんですが、材料欄にオイル名が羅列されていれば「手作り」と判断していいと思います。
手作り石鹸の材料は、油(と水分と苛性ソーダ)だからです。
○○オイル、○○○オイル、○○○オイル・・・なんて材料だったら「お、手作りか?」と思っちゃっていいかも。
(ちょっと乱暴な言い方になっちゃってますが^^;)
例えばですけど。
「ピュアオリーブオイル/ココナッツオイル/パームオイル/精製水/NaOH」
なんて表記は手作りです。
NaOHというのは苛性ソーダのことで、手作り石鹸には欠かせない材料です。とはいえ、精製水と苛性ソーダは材料としてわざわざ明記しない(客は意味がわからないから省いちゃってるのかも)ショップもありますけど^^;
そういうショップでは「ピュアオリーブオイル/スィートアーモンドオイル/ココナッツオイル/パームオイル/アボガドオイル」なんて表記されてますが、やっぱり材料は全て書いてあった方が、買う側は安心ですね。
その他「オーガニックホホバオイル/トレハロース」とか「アロエベラパウダー」とか「シルクパウダー」とか・・・保湿効果を高めるためのオプションもオイル名と一緒に明記されてます。
なんのことかわからない単語(オプション)があったら、即検索して調べましょう。
その他の手作り石鹸を見分けるキーワードは「コールドプロセス法」、「DC率10%(dis-10%、鹸化率90%)」なんかもあるかな。
意味がわからなくても、そんなようなことが書いてあれば、手作りの証拠(?)、と思ってもいいかも。
とはいっても・・・今は作ってるから材料を見ただけで使用感の想像もぼんやりとつくようになってるけれど、半年前の自分の知識で完全に見分けがついたかどうかは、わかんないなぁ・・・。
(理解できないことや、馴染んでないことは、無意識に脳内スルーしちゃうもんですし・・・)
今回記事を書くにあたって「過去の自分にどう言えば伝わるか」を考えてみたんだけど、けっこう難しかったり。
手作り以外の石鹸の材料表記と比べてみるとわかりやすいだろうか。
○○屋特製馬油石鹸ってのが、いろいろ見てたらあったので、内容チェックしてみました。
原料油脂が馬油100%。全成分が「馬油石けん素地【九州馬油使用】、水、グラニュー糖、グリセリン、エタノール、塩、桧油」とありました。
手作り、無添加を強調してる石鹸でした。
で、この石鹸があたしの肌に合うか合わないかは、使ってみないとわかんないですけど、あたしが作ってる石鹸と同じ意味での「手作り」じゃないことだけは確かです。
確かに無添加で手作りなんでしょうが・・・。
石けん素地使ってるもんねぇ。
いや、石けん素地使ってる石鹸の批判じゃないので念のため(一般的石鹸は石けん素地で作られてます)。
今回の場合、過去の自分に「遥さんにいただいた石鹸と同じ種類のもの、をどうしたらきちんと選ばせることができるか」なので、ポイントの一つとしてみました。
無添加(心惹かれるコピーですよねぇ)とか、無香料とか、赤ちゃんでも使えますとか、アトピーに効果絶大とか、一個一個丁寧に手作りとか、植物性の油だけで作りましたとか、馬油100%ですとか、購入者の喜びの声とか、いろいろ商品のアピールが書いてありますが、そんなの全部スルーして材料確認。
なにがなくても、材料確認。
それで「手作り」かどうか、判断できると思います。
そもそも、手作りや無添加って表現が曖昧なんですよね。
手で作ればみんな「手作り」になるんだしさ。
合成○○剤が入ってなければ、無添加なんだしさ。
自分が求めてる「手作り」か、それとも別の「手作り」なのか。そこは商品アピールのコピー文からは判断ができないので、とにかく材料をチェックしましょうということで。
オリーブオイル、スイートアーモンドオイル、アボガドオイル、マカデミアナッツオイル、ヘーゼルナッツオイル、グレープシードオイル、キャスターオイル(ひまし油)、ククイナッツオイル、ココナッツオイル、パームオイル、パームカーネルオイル(パーム核オイル)、椿油、ごま油・・・etc。
このへんが、手作り石鹸作りによく使われているオイルです。
いろんなオイルの特徴があって、それぞれ違った泡が立つので好みの洗い心地を求めて何種類かのオイルを組み合わせるんですが(なので、材料が油名の羅列になっちゃうわけですが)、使用オイルの特徴やオプションの特徴も説明してあるショップもあるので、その説明を読んで自分が「好きそう」なものを選んでみるといいかと思います。
(うーん、上手く説明できたかなぁ・・・ドキドキ)
あたしはその手のショップで買い物したことが一度もないので、どの程度安心して使えるものなのかはわからないけど、多分半プロみたいな方々が作ってるのを販売してるんじゃないかと思います。
前回紹介したピンククレイやゴートミルク、ガスール、マリーンファンゴなんかの石鹸も売ってるの確認しました。
(興味ある方は、自分で探してみてね^^)
また、いろいろなキーワードから、個人ブログもたくさん見つけられると思います。
ショップという形態を取ってなくても、自作石鹸を通販してる個人レベルのソーパーさんもたくさんいらっしゃいますよん。
(使用感レポと引き替えに、石鹸分けますって記事も見かけたことありますし)
エログと同じくらいコスメブログもありますので、いろいろ探してみてくださいm(_ _)m
尚、ご利用は自己責任で。
(各ショップにも、そういう注意書きはしてありますが)
あと、あたしは売るつもりがないんで詳しくないんだけど、石鹸は許可なく売ったら薬事法その他なんたらにひっかかって違法になるんだと認識してます。
海賊版(?)だから粗悪とか、化粧品の表記ができる(許可取ってる)から良質とか、そう言い切れないのが石鹸の難しいところですが。
(なにしろあたしは、許可取ってる市販が壊滅状態ですし^^;)
なので結局、そういう意味でもご利用は自己責任で、としか言えなくて申し訳ないなーとは思うんですけれど、そんなのはみなさん大人だからわかってらっしゃると思いますし、あえて言うことでもないかもしれないですね。
で、ここから先は過去の自分へのメッセージではなく、今の自分の話なんですが。
まぁ、きっと・・・ここまで書いておいてなんですが・・・多分ですけど、あのとき手作り石鹸を通販で買って凌いでも、結局作り始めちゃったんだろうな、とは思います。
いや、わかってますよ、わかってますってば、師匠!(笑)
買えることを知った今でも、なんだかんだと作ってるわけですしね^^;;;。
だって、そもそも・・・人に勧めておいて言うのもなんなんですが・・・あたし、マルセイユ、好きじゃないんですよね^^;;;・・・致命的。
いや、自分の肌への効果はすごく好きなんだけど、「もっと、使いやすい方がいい」と、思ってしまって。
しっとりしすぎ感が、どうも苦手、ってのもあるんだけど(何度も過去書いてますが、本当にサッパリ好きなんです・・・乾燥肌なのに・・・)。
たまに使いたいと思うんだけど、毎日だとうっとうしくなってきてしまう・・・。
料理に例えると、毎晩フレンチのフルコースは重たい・・・いや、ワインもフレンチも大好きなんだけど!って感じかなぁ。
(とはいえ、普通手作りにハマる人は、その贅沢な泡を求めて毎日でも!いや、一日二回でも!と、日常の中の僅かな時間を、泡で癒されたい・・・なんて方が多いと思うんですが)
なのに、あたしは。
特別な日にはマルセイユやオリーブのキャスティールでしっかり保湿したいけど、普段はもっと手軽に、お風呂場に置きっぱなしにできて、なおかつ肌に優しい(敏感肌でもOKな)石鹸があったらなぁ、なんて思っちゃったんですよ。
ご飯と納豆と味噌汁みたいな、あるいは朝マックみたいな石鹸を作りたい。
それが出発点になったわけで。
使い勝手を求めるか、効果を求めるかって選択になるわけですが、あたしは使い勝手重視で、なおかつサッパリスッキリ好き。
保湿とサッパリ感のギリギリのラインはどこか、なんてことをついつい模索してしまいます。
乾燥肌の癖に、余分に潤うと、なんか苛々しちゃうんだもん、スッキリしなくて(←どうしようもないですよね・笑)。
遥さんの作った石鹸と全く同じのは作れないだろうけど、似たようなのは作れるようになりたい!と最初に言っておきながら、蓋を開けたら師匠と全く違った石鹸作ってたんです(笑)。
あれは遥さんに笑われたなぁ。なんて個性が出るんだ!と。
というわけで、あたしの石鹸は、ホント手作りにあるまじき、硬さと低保湿さとブクブクした泡立ちを誇っています(笑)。
しっとりとした、王様気分になれる泡ではありません。
なので、欲しいとか言われると嬉しいんですが「いや、もっといい石鹸、いろいろ売ってるから!あたしのなんて、所詮メス豚石鹸だから!市販と大差ないですから!ほんと、すみません!」と背中丸めちゃう感じなのでした^^;
それを作ってる本人は(レシピ的に)わかってるんで、「いつもお世話になってる方々に(例えばなっちゃんとか、ホントお世話になってるんですよ)、手作りの石鹸をあげるという形でお返ししたい」・・・と、気持ち的には思ってるんですけど、どうしても「押しつけさせて」って言い方になっちゃうんですよね、だってメス豚石鹸なんだもん(笑)。
あたしがマルセイユ好きだったら、そっち系の石鹸ばっかり作っていたに違いなく、そうだったとしたら「もらえた人、ラッキーですね」とか言ってたかもしれないんだけどなぁ(←それは、あたしの性格からして、ないか・笑)。
最後に。
そんなメス豚石鹸でも、どうして、洗い上がりの自然な保湿が得られるのかというと。
そこが「手作り」たるゆえんで、天然のグリセリンが含まれているからだと思われます。
石鹸を作るとき、勝手に生まれてくる成分なので、わざわざ加えなくても「手作り石鹸」にはもれなくそれが入ってるんですが、どうやらあたしにとっては天然のグリセリンさえあればいい、という感じなんじゃないかな、と。
天然のグリセリンが空気中の水分を引き寄せるので、お風呂上がりに自然と潤うんだって。
だから「化粧水つけなくても、いいんじゃ・・・」と感じるんだって(と、どこかに書いてあったのを、いつだったか読んだ気がする)。
(それが以前、遥石鹸を各種お試しさせていただいたとき「手作りなら全部いい」んだと、体感したという部分なんだと思います。なので、あたしの言う「手作り」っていうのは、天然グリセリンを含んでる石鹸ってことになりますでしょうか。←油が石鹸になっていく途中で、勝手に発生する成分なので、材料には含まれません。入れてないから表記もされてないんだけど、必ず生まれて入ってます)
そこから先は「好み」の問題になりますが、今までいろいろオプションを試しましたが、どうやらあたしはヨーグルト石鹸が好きらしい・・・いや、愛してるのかもしれない(笑)、と気づきました。
(直のヨーグルトはちょっとしっとりしすぎで、うっとうしく感じる日もあるんだけど、石鹸に入れたときのサッパリツルツルした保湿加減がすごく好みに合ってるみたいです)
初めてヨーグルトをオプションに加えて石鹸を作ったとき・・・「すごーい、なんてすてきな使用感!これだよ、これ!やっと辿り着けたよ!」と浮かれて、身近な友達に心の中で胸を張りながらあげたりしたんだけど、反応はイマイチ(笑)。
おかしいなぁ、あたしはこんなに好きな石鹸なのに!自信作なのに!(笑)
要は、それくらい個人的なものなんですよね。
自己満足と自己主張が四角く固まっているようなものというか。
そりゃ、そうですよね、自分好みの石鹸が欲しくて自分が気に入るかもしれない油配合計算して作り続けてるわけですし。
なのでやっぱり、誰かにあげるときは「押しつける」って感覚になるんだと思います。
自己主張を差し上げるってのも、変な話だもんねぇ^^;

6/29追加のオマケ画像は、雅色石鹸群。
全部違う石鹸なんだけど、なにかこう、共通の色が。
(ローズマリー石鹸なのに、インドハーブ入りのシャンプーバーと似た色になってる奴が一番雅してるんだけど。←動詞で使っちゃうくらいの雅っぷりだったということで^^;)