主とチャットで出会った日・・・2ショットチャットからメッセ、そして電話と・・コミュニケーションのツールは変われど、話を続けていた、そのとき。
「まだ、お試し期間」であることをあたしに伝え、安心させてくださるかのような「お前が俺に会いたいと思えるようになったら・・そのとき一緒にお前に似合う首輪を買いに行こう」という会話があった。
そのせいなのか、首輪を得るということが「本当の関係のスタート」のような気がしていたのかもしれない。(実際は次の日、体重を明かした途端にダイエット命令が下され、あたしは実行してしまったので、お試し期間もなにもないだろ!という突っ込みを自分で入れたいくらいなのでありますが)
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冒頭に書いた「一緒に首輪を買いに行こう」という話をしていたとき、あたしは聞いた。
「首輪って、どこで買うんですか?SMショップとかですか?」
「首輪といえばペットショップだろう。それとも人間用の首輪が欲しいのか?」
「いいえ、犬用がいいです」
こんな風に・・まだ見ぬ主の嗜好を探るようなところが、最初はあったと思う。
今では「別に、主がお好きなら、それをしてくださることが嬉しい」し、また「そのように、自分自身の嗜好も変化していく」ことを体験している。
けれども最初は「あたしの嗜好と合っているといいな」と思いつつ「自分はこういう感じが好きです」とは言い出せなかったのだ。
人間用の首輪を好む趣味も存在するのは知っていて・・だから「あたしは犬用がいいなぁ。主様も犬用を好む方だったら嬉しいなぁ」と、心の中で呟いていたという感じだ。
ペットショップに首輪を買いに行ったら、欲情してしまうだろうか?あたしは平静でいられるだろうか?そんな妄想が現実になる日を、あたしはひたすら待ち望んでいた。
主と初めて逢った、その日。
下着着用不可の命令で舞い上がり、緊張し、とても普通ではなかったことは過去記事「
露出」で書いたと思う。
その続き・・・ホテルに入ってからのことを少し思い出してみると、まずあたしがしたことは裸になってガーターベルトを着け替えることだった。
「化粧を直しなさい」という指示も、ホテルに入ってすぐ頂いたのだけれど、化粧品を持ち歩く習慣がなかったため「持ってきていません(口紅とブラシしか持っていなかったのです)」と言うしかなかったあたし。
「そうか・・では、今度から、化粧品は必ず持ち歩け」と主は仰った。
さて、どうしてガーターベルトを着け替えることになったかと言えば・・・あたしが着用していったガーターベルトは、主のお気に召さなかったから、である。
「ガーターにストッキング」という服装の指定があり、その指示通りにして行ったつもりだったものの・・当時のあたしは、言ってみれば、まるっきりの「山猿」だった。
その日、あたしは茶色のガーターを着けていたにもかかわらず、なんとストッキングの色は黒だったのだ。
何故そんな話になったのかは覚えていないが「今日着けているガーターベルトはベージュである」と、主に告げたときの、主の反応が忘れられない。
「何 故 !!」
主は喘ぐように、腹の底から絞り出すように、そう仰った。
何故と言われても・・・理由は一応あるのだけれど・・・もごもごとして、言えないでいると「黒のガーターベルトは、持っていないのか」と問われる。
「はい」と答えると、その足でドンキに向かい、主が黒のガーターベルトを買ってくださった。
有り難さと申し訳なさがごちゃまぜになって襲ってきたのと同時に・・「入るだろうか」と、買ってくださったガーターのサイズに対し、不安も覚えた。
そう、それがまさにガーターをいろいろと取り揃えることができなかった理由なんだけれども・・なにせ折しもダイエット真っ最中。サイズが変わりやすいであろう部位のアイテムは、買い控えていたのである。
ガーターストッキングは未経験だったので、とりあえず練習用に買ってみた、ベージュのサイズフリーみたいなものしか、そのときあたしは持っていなかったのだ。
『素敵なのはたくさんあるのは知っているけれど、もっと痩せろと言われるかもしれないし、まだ買うのはやめておこう』
そんな主婦的な感覚で、用意していなかったんだけれども・・用意する前に主と会う日が来てしまい、あたしは黒のストッキングにベージュのガーターベルトを合わせた。
いや、もう、その日は・・・ショーツとブラを着けずミニスカートで目的地まで行く・・・ということでいっぱいいっぱいだったため、色が合わないことくらい些細な出来事に思えていたのだ。
(今思えば、主がお気に召さなくて当然の、酷いセンスですよね・・・恥)
さて、そのガーターベルト(ベージュ)を主の前で脱いだとき・・・あたしは、パンストを脱ぐように、それを脱ごうとした。
まずウエストのホックを外し、ベルトをストッキングに装着したまま、ストッキングごと脱いだのである。
(しかも、緊張から上手くいかず、もたもたとしていた)
主は笑って「そんな風にストッキングを脱いだ女は、初めて見たな」と呟かれた。
その様子から「え?これ、間違い?やっぱり・・なんか変だと思ってたのよ!」そう心の中で叫びながら冷静を装って「こうですか?」と伺いながら、買ってくださった黒のガーターベルトを装着し(ちなみに、なんとかサイズは合いました)、ストッキングを片足ずつ履いて、ベルトでつなげた。
「そうだ」と仰いながら、主はベルトの長さを調整してくださった。とてもこなれた動作だった。
そのような、「女なのに恥ずかしい・・・」と消え入りたくなるようなエピソードも、その日起こった刺激に比べれば、些細なことに思える。
今こうやって振り返れば、主は本当に、マイフェアレディのようにあたしを躾てくださったのだと、実感できるのだけれども。
ガーターベルトにストッキング。それ以外の衣服を、一切身に着けてはいけない。それが正装だと、教えられた。
「はい」と言ったあたしを、主の足元に呼び寄せた次の瞬間・・・主は鞄から首輪を取り出されたのである。正装の仕上げだ。
それは、黒の、がっしりとした(多分)中型犬用の、皮の首輪だった。
そして、それを・・・主は足元に置いたあたしの首に、無造作にかける。
なんという、サプライズだろう・・・!
「主様、いつのまに用意してくださったんですか?」
「一緒に買いに行こうと仰っていたので、今日は首輪はナシなのだと思っていました」
「お忙しい中、ありがとうございます」
言いたいことが頭の中に溢れ、混沌とし、そして一切が言葉にはならないまま・・・首輪が主の手で着けられた次の瞬間、あたしは泣き出していた。
「嬉しい」
その気持ちが膨れあがって「感動」に変わる。
憧れの首輪。
それをしっかりと首に着けられた姿は、そのときまだ見ていなかったけれど・・・黒の皮のそれは、あたしが欲しかった首輪そのもののように思えた。
シンプルで、丈夫で、そして美しい。銀色の金具が、ピカピカと光る。
一緒に買いに行かなくても・・主はあたしにとてもよく似合う首輪を探してきてくださったのだ。
胸の奥から湧き上がる感情を抑えきれず、あたしはわんわんと泣き崩れてしまった。
「嬉しいです」と・・そんな簡単な言葉すら、口に出せなかったように思う。
首輪を着けられ、惨めな姿に墜とされたことが、嬉しかったのではない。
あたしにとって首輪は「飼い主がいる証拠」であり、また「主の所有物である証拠」である。
誰かに所有してもらっている・・という感覚の実現は、あたしにとって、本当に・・・嬉しくて嬉しくてたまらないものだった。
何故人間には、尻尾がないのだろう?
もしもあたしに尻尾があったなら、今こそ盛大にそれを振って、気持ちを表現するだろうに。
尻尾のないあたしは、ただ泣くしか、気持ちを表す術がない。
その様子を見て「化粧品を持ってないと、困るだろう?」と主が言う。
「はい」あたしは、せっかく頑張ってメイクしたそれが、一瞬にして崩れたことを知る。
まだ、何も知らなかった、あの頃・・・。
なにもかもが初めてで、欲情する感覚すら置き去りにして、必死で主のあとを追っていた、あの頃・・・。
化粧品を持ち歩くという習慣すらなかった山猿をこんな風に育ててくれたのは、主様です。
本当に、ありがとうございました。
(*ちなみに、今現在は、主はガーターベルトには飽きられた様子で、装着を禁じられています。画像は、久々に着けてみた・・その日主に買って頂いた思い出のガーターベルトです)
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冒頭に書いた「一緒に首輪を買いに行こう」という話をしていたとき、あたしは聞いた。
「首輪って、どこで買うんですか?SMショップとかですか?」
「首輪といえばペットショップだろう。それとも人間用の首輪が欲しいのか?」
「いいえ、犬用がいいです」
こんな風に・・まだ見ぬ主の嗜好を探るようなところが、最初はあったと思う。
今では「別に、主がお好きなら、それをしてくださることが嬉しい」し、また「そのように、自分自身の嗜好も変化していく」ことを体験している。
けれども最初は「あたしの嗜好と合っているといいな」と思いつつ「自分はこういう感じが好きです」とは言い出せなかったのだ。
人間用の首輪を好む趣味も存在するのは知っていて・・だから「あたしは犬用がいいなぁ。主様も犬用を好む方だったら嬉しいなぁ」と、心の中で呟いていたという感じだ。
ペットショップに首輪を買いに行ったら、欲情してしまうだろうか?あたしは平静でいられるだろうか?そんな妄想が現実になる日を、あたしはひたすら待ち望んでいた。
主と初めて逢った、その日。
下着着用不可の命令で舞い上がり、緊張し、とても普通ではなかったことは過去記事「
露出」で書いたと思う。
その続き・・・ホテルに入ってからのことを少し思い出してみると、まずあたしがしたことは裸になってガーターベルトを着け替えることだった。
「化粧を直しなさい」という指示も、ホテルに入ってすぐ頂いたのだけれど、化粧品を持ち歩く習慣がなかったため「持ってきていません(口紅とブラシしか持っていなかったのです)」と言うしかなかったあたし。
「そうか・・では、今度から、化粧品は必ず持ち歩け」と主は仰った。
さて、どうしてガーターベルトを着け替えることになったかと言えば・・・あたしが着用していったガーターベルトは、主のお気に召さなかったから、である。
「ガーターにストッキング」という服装の指定があり、その指示通りにして行ったつもりだったものの・・当時のあたしは、言ってみれば、まるっきりの「山猿」だった。
その日、あたしは茶色のガーターを着けていたにもかかわらず、なんとストッキングの色は黒だったのだ。
何故そんな話になったのかは覚えていないが「今日着けているガーターベルトはベージュである」と、主に告げたときの、主の反応が忘れられない。
「何 故 !!」
主は喘ぐように、腹の底から絞り出すように、そう仰った。
何故と言われても・・・理由は一応あるのだけれど・・・もごもごとして、言えないでいると「黒のガーターベルトは、持っていないのか」と問われる。
「はい」と答えると、その足でドンキに向かい、主が黒のガーターベルトを買ってくださった。
有り難さと申し訳なさがごちゃまぜになって襲ってきたのと同時に・・「入るだろうか」と、買ってくださったガーターのサイズに対し、不安も覚えた。
そう、それがまさにガーターをいろいろと取り揃えることができなかった理由なんだけれども・・なにせ折しもダイエット真っ最中。サイズが変わりやすいであろう部位のアイテムは、買い控えていたのである。
ガーターストッキングは未経験だったので、とりあえず練習用に買ってみた、ベージュのサイズフリーみたいなものしか、そのときあたしは持っていなかったのだ。
『素敵なのはたくさんあるのは知っているけれど、もっと痩せろと言われるかもしれないし、まだ買うのはやめておこう』
そんな主婦的な感覚で、用意していなかったんだけれども・・用意する前に主と会う日が来てしまい、あたしは黒のストッキングにベージュのガーターベルトを合わせた。
いや、もう、その日は・・・ショーツとブラを着けずミニスカートで目的地まで行く・・・ということでいっぱいいっぱいだったため、色が合わないことくらい些細な出来事に思えていたのだ。
(今思えば、主がお気に召さなくて当然の、酷いセンスですよね・・・恥)
さて、そのガーターベルト(ベージュ)を主の前で脱いだとき・・・あたしは、パンストを脱ぐように、それを脱ごうとした。
まずウエストのホックを外し、ベルトをストッキングに装着したまま、ストッキングごと脱いだのである。
(しかも、緊張から上手くいかず、もたもたとしていた)
主は笑って「そんな風にストッキングを脱いだ女は、初めて見たな」と呟かれた。
その様子から「え?これ、間違い?やっぱり・・なんか変だと思ってたのよ!」そう心の中で叫びながら冷静を装って「こうですか?」と伺いながら、買ってくださった黒のガーターベルトを装着し(ちなみに、なんとかサイズは合いました)、ストッキングを片足ずつ履いて、ベルトでつなげた。
「そうだ」と仰いながら、主はベルトの長さを調整してくださった。とてもこなれた動作だった。
そのような、「女なのに恥ずかしい・・・」と消え入りたくなるようなエピソードも、その日起こった刺激に比べれば、些細なことに思える。
今こうやって振り返れば、主は本当に、マイフェアレディのようにあたしを躾てくださったのだと、実感できるのだけれども。
ガーターベルトにストッキング。それ以外の衣服を、一切身に着けてはいけない。それが正装だと、教えられた。
「はい」と言ったあたしを、主の足元に呼び寄せた次の瞬間・・・主は鞄から首輪を取り出されたのである。正装の仕上げだ。
それは、黒の、がっしりとした(多分)中型犬用の、皮の首輪だった。
そして、それを・・・主は足元に置いたあたしの首に、無造作にかける。
なんという、サプライズだろう・・・!
「主様、いつのまに用意してくださったんですか?」
「一緒に買いに行こうと仰っていたので、今日は首輪はナシなのだと思っていました」
「お忙しい中、ありがとうございます」
言いたいことが頭の中に溢れ、混沌とし、そして一切が言葉にはならないまま・・・首輪が主の手で着けられた次の瞬間、あたしは泣き出していた。
「嬉しい」
その気持ちが膨れあがって「感動」に変わる。
憧れの首輪。
それをしっかりと首に着けられた姿は、そのときまだ見ていなかったけれど・・・黒の皮のそれは、あたしが欲しかった首輪そのもののように思えた。
シンプルで、丈夫で、そして美しい。銀色の金具が、ピカピカと光る。
一緒に買いに行かなくても・・主はあたしにとてもよく似合う首輪を探してきてくださったのだ。
胸の奥から湧き上がる感情を抑えきれず、あたしはわんわんと泣き崩れてしまった。
「嬉しいです」と・・そんな簡単な言葉すら、口に出せなかったように思う。
首輪を着けられ、惨めな姿に墜とされたことが、嬉しかったのではない。
あたしにとって首輪は「飼い主がいる証拠」であり、また「主の所有物である証拠」である。
誰かに所有してもらっている・・という感覚の実現は、あたしにとって、本当に・・・嬉しくて嬉しくてたまらないものだった。
何故人間には、尻尾がないのだろう?
もしもあたしに尻尾があったなら、今こそ盛大にそれを振って、気持ちを表現するだろうに。
尻尾のないあたしは、ただ泣くしか、気持ちを表す術がない。
その様子を見て「化粧品を持ってないと、困るだろう?」と主が言う。
「はい」あたしは、せっかく頑張ってメイクしたそれが、一瞬にして崩れたことを知る。
まだ、何も知らなかった、あの頃・・・。
なにもかもが初めてで、欲情する感覚すら置き去りにして、必死で主のあとを追っていた、あの頃・・・。
化粧品を持ち歩くという習慣すらなかった山猿をこんな風に育ててくれたのは、主様です。
本当に、ありがとうございました。
(*ちなみに、今現在は、主はガーターベルトには飽きられた様子で、装着を禁じられています。画像は、久々に着けてみた・・その日主に買って頂いた思い出のガーターベルトです)
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お二人の出会いから・・・・・、首輪一つにしても 其れ相当の「思い・歴史・積み重ね」を感じました。
貴重な話(経験)を 有難うございました。