「アナルフィストをしたい」それが主の夢だった。
それがどんなものなのか、あたしが用語としても理解していなかった頃から主はそう仰っていた。実際に拡張を命じられたとき、主はネットで拾ったらしいぽっかり空いたアナルホールの画像をあたしに見せてくださった。
「こういうアナルに、なりなさい」と。
思いきり気持ちが引いた。
こんな世界があるなんて、知らなかった。辿り着ける自信は、まったくなかった。「どうしよう・・・」と、心底思った。
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その命令を頂いたのは、主からの最初の命令「10キロダイエット」が達成された頃だった。ダイエットはできたけれど・・アナルの拡張はまた別物だ。
小さい頃から、アナルのトラブルに悩まされ続けてきたからだ。
ほんの少し不潔にしただだけで、あたしのアナルはすぐにただれる。(運動後すぐにシャワーを浴びなかった、通気性の悪い服を着た、忙しく疲れ切ってお風呂に入らず寝てしまった等)
便秘でもないのに、どういうわけか切れやすい(快便なのに、平気で切れる)。
今は生理用品の通気性が素晴らしく向上しているけれど・・昔の生理用品は脱脂綿に毛が生えたようなシロモノだったので、学生時代は生理の度にアナルもただれている・・といったような有様だった。
普通に生活していてもトラブルがあるのに、拡張なんかをしてみちゃっても大丈夫だろうか?
主に不安を多少訴えながらも・・とりあえず、やってみた。
結果、切れた。
この話をチャットなんかで第三者にすると、必ず「急ぎすぎ」「もっとゆっくり」等のお叱りの言葉を
頂いてしまうんだけれど、決してあたしは急いでいなかったし、無茶もしていなかった(ハズだ)。
アナルプラグはLを入れなさいと主に命令されたにもかかわらず、己を知っていたので勝手にSサイズから始めた(勝手にというか、ただ単純に主にいろいろな説明をする時間が足りなかっただけなのだが)。
Lが普通に入るようになったときは「わー、拡張されていってるぅ!」と、なんだか感動した。
多分なんだけれど・・皮膚そのものが弱くて、拡張の度合いにかかわらず、トラブルを発生しやすいのではないか?と自己診断にすぎないがそう感じている。
アナルが切れた過程は、こうだった。
主とお会いする予定があった日、いつも通りシャワーを浴びる前に浣腸をした。会う前にはキレイにしておくという、ただの身だしなみだった。
子供用の小さいサイズのイチジクかなんかを使ったような覚えがある。
その浣腸時に、アナルが切れた。
普通、浣腸くらいじゃ切れないと話では聞く。あたし自身もその方法で切れたことはそれまでになかった。でも、本当に、そのときは、それで切れちゃったのだ。
便を全て出してウォシュレットで流しながら「あ、また切れちゃったな」と、あたしは思った。
拡張を始めてから、切れたのは初めてだったけど・・自分の人生全般を振り返れば実によくあることだったので「またか」と思いながら、あたしはさほど気にもせずに、主に会いに向かった。
主は、いつものように、あたしのアナルで楽しまれるつもりだったんだと思う。
その日、クスコでアナルの中を覗く、という遊びにさしかかったとき・・。突然主が「切れたぞ!」と叫んだ。
(あ、そうだった)と思い出し「はい」と言った。それから「切れてたんです」と、飄々と付け加えた。
今書いていても「先に言えよ!!」と大声で突っ込みたくなる、あたしの言動は如何なものか。
切れてる状態でクスコなど使ったから、切れただけでなく裂けてしまったじゃないか。治るのに2ヶ月くらいかかったような記憶がある。まぁ、痛い思いをするのも自分なんだけれども・・。
あたしは切れてるくらい慣れているせいか、気にしていなかったし、それがどんなトラブルを誘発するかなんて想像もしなかった。
主はあたしのアナルがどれくらい弱いか知らなかったし、あたしはそれをちゃんと主に伝えていなかった。
そもそも当時「浣腸したら切れました」と、正直にそのまま伝えたとして、信用して頂けたかどうか。これを読んでくれている読者の中にも「そのくらいじゃ切れるはずないから、やり方が悪かったんじゃないか」と思われる人もいるだろうとすら思う。
「あたし」という個体がどんな個体なのか、性格や性質や体の強度を主に伝えるのに、とても長い時間がかかっている。
いや、今でさえも、伝わっていない部分は、沢山あると思う。
その当時、あたしはまだ主に拾われてから日が浅かったのだ。
アナルで遊べないあたしを、主は持て余しているように感じた。容姿が醜いといつも叱られていて、その上主が大好きなアナルで遊べないのなら、あたしの価値はどこにあるのだろう?
あたしの思考は迷走する。
もうひとつ・・アナルが弱いと、口に出しにくい理由のひとつに、痔があった。
すぐに切れたりただれたりするのとはまた別の症状・・なにかのきっかけで、いきなり(本当に、文字通り、いきなり)肛門近くの一部分が腫れ上がってしまうのである。
(いつも、中に入ってるものが出てきてしまう・・という症状ではなく、なんでもなかった部分が唐突に腫れ上がってしまうのだ。腫れたら最後、一週間は痛みでまともに動けない。腫れがひくのに一ヶ月以上かかる)
3年ほど前のことだ。
ダイエットをしてお尻の肉が減ったせいか、椅子が合わなかったせいか、旅の帰りの新幹線に乗ったとき、それが起こった。
もぞり、と体勢を変えるたびにチクンと痛んでいた患部は、家に辿り着く頃には小豆大に腫れ上がり・・「うわー、やばいなー」などと思っている間にもますます大きくなっていって、ついには黒豆大にまで到達してしまったのだ。
捨てられる、と短絡的に感じた。
その醜さは、とても主に報告できるようなものではなかったし、こんなものを生で見たら、主はあたしをいらないと言うに違いないと思った。
しかし、この状態ではとても主の望んでいる「拡張」などは絶対に無理だ。なんらかの形で報告しないわけにはいかない。
あたしは一応、当時利用していた二人の掲示板にその様子を書き込んだんだと思う。痔になってしまい、アナルが腫れているので、拡張をお休みします、と。
ところが、主からなんの反応もなかった。
今思えば、単にお忙しかっただけなんだろうけれど、自分がナーバスになっている事柄だっただけに、主が考えたであろう以上にダメージを受けてしまった。
呆れていらっしゃるのかもしれない・・と感じ、あたしは自分で勝手に、コンプレックスを巨大化させてしまったのだ。
どうしても自分に自信が持てない理由も、ずっとそこにあったと思う。
自分の存在価値はアナルだけではないと頭ではわかっていながらも、主がどれほどアナルフィストを夢見ていたかを知っているので、感情がどうしてもマイナス方向に向かってしまうのだ。
一般的にM女は命令を全うすることで、安心感を得るのだと思う。
「命令通りにできた!」=「愛して頂ける」という思考回路は、あたしの中にも確かにある。
「御主人様の為なら、なんでもします」と口に出せるのは、それほどまでに愛されたい、あるいは愛したいという気持ちの表現であるのではないかと思う。
けれども、それができないとき・・・奈落の底に落ちることになる。
「命令通りにできなかった」=「愛して頂けない」という、逆の構図もまた存在しているからだ。
そういったSM的な様式に、あたしはこだわっているつもりはなかった。
主もまた、多分主のお好きなように、あたしと遊んでくださっていた。
アナルは使えないけれど、他にいいところがある、と主にキチンと認めて頂いていたと思う。
だけれども・・コンプレックスというものは、そんな簡単に割り切って捨て去れるものではないのだ。
そんなあたしの、心の奥底にくすぶっていたマイナス感情がプラスに方向転換したのには、キッカケがある。
一年ほど前のことだったろうか。主が、深夜飲み屋から電話で構ってくださったときのことだった。
主と一緒に飲んでいた主のお友達はアナルファックをしたことがないということで「いつでも、私のアナルを使ってください」などと、あたしに言わせて主は楽しまれていた。
アナルになにか入れた写真を送れと命令を頂いたんだけれど・・お友達の変態度がわからなかったため、無難に指を一本差し込んだ写真をキレイっぽいライトアップで撮って送った。
こんな画像じゃ甘いかな?と心配しながらも、ダメ出しをされなかったので、満足して頂けたのだと安心し、眠りについた。
次の朝、起きたら、いぼ痔が誕生していた・・またしても、そこが、黒豆大に腫れ上がってしまっていたのだ。
あたしの指はとても細く(指輪のサイズは5〜6)爪も短い。これをちょこっと差し込んだだけで痔になるなら排便の度に痔になるだろう、と思う。
なんて軟弱なのだろうと、心底情けなくなる。
再度、巨大な痔を目の前にして悩んだ末・・その画像を撮ってみた。パンパンに腫れ上がっていて、酷く生々しい。
本当にこんな画像を送ってしまっていいのか・・撮った画像を眺めながらまた悩み・・、遂にあたしは、勇気を出してそれを送信した。
拒絶されたときのことを考えると、不安だった。けれども、ストレートに自分の状況を伝えるには、画像を送るしかないとも思った。
前日送った指も入っている画像ではなんでもなかった部分が、一夜にして変貌を遂げているという事実を伝えておかなければ・・。
思いの外、受けた。
「面白い物を見せてもらった」と返信をくださったので、ホッとしたと同時に、涙が出るほど嬉しいと感じた。
本当は、ずっと、見て頂きたいと思っていたのだ。
見て頂きたいと思う半面、見て頂くのが怖かったのだ。
大きなコンプレックスを・・ようやく、主にちゃんと報告することができたことが嬉しかったし、許容して頂けたことはもっと嬉しかった。
そして、その痛みもなんとか治まってきた頃。
やはり深夜、主様専用の着信音が鳴り響き、ドキドキしながら通話をオンにすると・・・。
「アナルは大事にしなきゃダメよう〜〜〜〜☆」と、オネェ言葉の知らない声の男性が、受話器の向こうで突如叫んだ。
さすが主だ。1秒後になにが起こるのか、まったく予想ができない。
主だと思って電話を取ったら、いきなり見知らぬゲイに叱られるとは・・・。
どうやらゲイバーで遊びながらあたしの痔画像を晒していらっしゃるらしい。ゲラゲラと笑う主の声が、背後から聞こえた。
コンプレックスを晒されるのは、辛い。開脚した姿を他人に絶対晒したくないと思うのは、そのせいもある。
けれども、そうやって主が楽しんでくれるなら、話は別だ。あたしはエロモードではない普通の気持ちがウキウキと盛り上がり、笑い声を漏らしてしまった。
あたしの使えないアナルが、こんな形で使えるなら本当に良かったと思ったし、主があたしの一番醜い部分を「受け入れて」くれたのだと実感できた出来事だった。
あたしのコンプレックスは消えてはいないけれど・・それでも、それを使って遊んで頂けると知ったことは、本当に大きな安心感を得ることができたのだと思う。
そんな紆余曲折の末・・今では、自分同様に、主にもあたしのアナルに関して気を遣って頂いてしまっている。
主のアナルフィストの夢は何処に行ってしまったのだろう・・。果たせていない夢を別な形で埋めるべく、あたしは歩いていくしかない。
そして、何度でも自分に言い聞かせる。
なにがあっても、とにかく主の傍に居続ければいいのだ、と。
そして、その事実だけが、足りない日常のコミュニケーションを埋めてくれて・・そして、あたしの気持ちを主に伝えてくれるのだろう、と。
【ちなみに・・あたしが痔関係でお世話になっている病院は「慈愛病院」という。
リンクを張ることは小心者のせいで、できないけれど・・興味があれば、webで検索してサイトを訪ねてみて欲しい。小さいけれど、とても安心できるいい病院で、胸を張ってお勧めできる。
病院に迷ったとき、このことを思い出して頂ければ幸いに思う】

今日の画像はお蔵入りアイテムシリーズのナース服編なんですが・・イマイチ、わかりにくいでしょうか?
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その命令を頂いたのは、主からの最初の命令「10キロダイエット」が達成された頃だった。ダイエットはできたけれど・・アナルの拡張はまた別物だ。
小さい頃から、アナルのトラブルに悩まされ続けてきたからだ。
ほんの少し不潔にしただだけで、あたしのアナルはすぐにただれる。(運動後すぐにシャワーを浴びなかった、通気性の悪い服を着た、忙しく疲れ切ってお風呂に入らず寝てしまった等)
便秘でもないのに、どういうわけか切れやすい(快便なのに、平気で切れる)。
今は生理用品の通気性が素晴らしく向上しているけれど・・昔の生理用品は脱脂綿に毛が生えたようなシロモノだったので、学生時代は生理の度にアナルもただれている・・といったような有様だった。
普通に生活していてもトラブルがあるのに、拡張なんかをしてみちゃっても大丈夫だろうか?
主に不安を多少訴えながらも・・とりあえず、やってみた。
結果、切れた。
この話をチャットなんかで第三者にすると、必ず「急ぎすぎ」「もっとゆっくり」等のお叱りの言葉を
頂いてしまうんだけれど、決してあたしは急いでいなかったし、無茶もしていなかった(ハズだ)。
アナルプラグはLを入れなさいと主に命令されたにもかかわらず、己を知っていたので勝手にSサイズから始めた(勝手にというか、ただ単純に主にいろいろな説明をする時間が足りなかっただけなのだが)。
Lが普通に入るようになったときは「わー、拡張されていってるぅ!」と、なんだか感動した。
多分なんだけれど・・皮膚そのものが弱くて、拡張の度合いにかかわらず、トラブルを発生しやすいのではないか?と自己診断にすぎないがそう感じている。
アナルが切れた過程は、こうだった。
主とお会いする予定があった日、いつも通りシャワーを浴びる前に浣腸をした。会う前にはキレイにしておくという、ただの身だしなみだった。
子供用の小さいサイズのイチジクかなんかを使ったような覚えがある。
その浣腸時に、アナルが切れた。
普通、浣腸くらいじゃ切れないと話では聞く。あたし自身もその方法で切れたことはそれまでになかった。でも、本当に、そのときは、それで切れちゃったのだ。
便を全て出してウォシュレットで流しながら「あ、また切れちゃったな」と、あたしは思った。
拡張を始めてから、切れたのは初めてだったけど・・自分の人生全般を振り返れば実によくあることだったので「またか」と思いながら、あたしはさほど気にもせずに、主に会いに向かった。
主は、いつものように、あたしのアナルで楽しまれるつもりだったんだと思う。
その日、クスコでアナルの中を覗く、という遊びにさしかかったとき・・。突然主が「切れたぞ!」と叫んだ。
(あ、そうだった)と思い出し「はい」と言った。それから「切れてたんです」と、飄々と付け加えた。
今書いていても「先に言えよ!!」と大声で突っ込みたくなる、あたしの言動は如何なものか。
切れてる状態でクスコなど使ったから、切れただけでなく裂けてしまったじゃないか。治るのに2ヶ月くらいかかったような記憶がある。まぁ、痛い思いをするのも自分なんだけれども・・。
あたしは切れてるくらい慣れているせいか、気にしていなかったし、それがどんなトラブルを誘発するかなんて想像もしなかった。
主はあたしのアナルがどれくらい弱いか知らなかったし、あたしはそれをちゃんと主に伝えていなかった。
そもそも当時「浣腸したら切れました」と、正直にそのまま伝えたとして、信用して頂けたかどうか。これを読んでくれている読者の中にも「そのくらいじゃ切れるはずないから、やり方が悪かったんじゃないか」と思われる人もいるだろうとすら思う。
「あたし」という個体がどんな個体なのか、性格や性質や体の強度を主に伝えるのに、とても長い時間がかかっている。
いや、今でさえも、伝わっていない部分は、沢山あると思う。
その当時、あたしはまだ主に拾われてから日が浅かったのだ。
アナルで遊べないあたしを、主は持て余しているように感じた。容姿が醜いといつも叱られていて、その上主が大好きなアナルで遊べないのなら、あたしの価値はどこにあるのだろう?
あたしの思考は迷走する。
もうひとつ・・アナルが弱いと、口に出しにくい理由のひとつに、痔があった。
すぐに切れたりただれたりするのとはまた別の症状・・なにかのきっかけで、いきなり(本当に、文字通り、いきなり)肛門近くの一部分が腫れ上がってしまうのである。
(いつも、中に入ってるものが出てきてしまう・・という症状ではなく、なんでもなかった部分が唐突に腫れ上がってしまうのだ。腫れたら最後、一週間は痛みでまともに動けない。腫れがひくのに一ヶ月以上かかる)
3年ほど前のことだ。
ダイエットをしてお尻の肉が減ったせいか、椅子が合わなかったせいか、旅の帰りの新幹線に乗ったとき、それが起こった。
もぞり、と体勢を変えるたびにチクンと痛んでいた患部は、家に辿り着く頃には小豆大に腫れ上がり・・「うわー、やばいなー」などと思っている間にもますます大きくなっていって、ついには黒豆大にまで到達してしまったのだ。
捨てられる、と短絡的に感じた。
その醜さは、とても主に報告できるようなものではなかったし、こんなものを生で見たら、主はあたしをいらないと言うに違いないと思った。
しかし、この状態ではとても主の望んでいる「拡張」などは絶対に無理だ。なんらかの形で報告しないわけにはいかない。
あたしは一応、当時利用していた二人の掲示板にその様子を書き込んだんだと思う。痔になってしまい、アナルが腫れているので、拡張をお休みします、と。
ところが、主からなんの反応もなかった。
今思えば、単にお忙しかっただけなんだろうけれど、自分がナーバスになっている事柄だっただけに、主が考えたであろう以上にダメージを受けてしまった。
呆れていらっしゃるのかもしれない・・と感じ、あたしは自分で勝手に、コンプレックスを巨大化させてしまったのだ。
どうしても自分に自信が持てない理由も、ずっとそこにあったと思う。
自分の存在価値はアナルだけではないと頭ではわかっていながらも、主がどれほどアナルフィストを夢見ていたかを知っているので、感情がどうしてもマイナス方向に向かってしまうのだ。
一般的にM女は命令を全うすることで、安心感を得るのだと思う。
「命令通りにできた!」=「愛して頂ける」という思考回路は、あたしの中にも確かにある。
「御主人様の為なら、なんでもします」と口に出せるのは、それほどまでに愛されたい、あるいは愛したいという気持ちの表現であるのではないかと思う。
けれども、それができないとき・・・奈落の底に落ちることになる。
「命令通りにできなかった」=「愛して頂けない」という、逆の構図もまた存在しているからだ。
そういったSM的な様式に、あたしはこだわっているつもりはなかった。
主もまた、多分主のお好きなように、あたしと遊んでくださっていた。
アナルは使えないけれど、他にいいところがある、と主にキチンと認めて頂いていたと思う。
だけれども・・コンプレックスというものは、そんな簡単に割り切って捨て去れるものではないのだ。
そんなあたしの、心の奥底にくすぶっていたマイナス感情がプラスに方向転換したのには、キッカケがある。
一年ほど前のことだったろうか。主が、深夜飲み屋から電話で構ってくださったときのことだった。
主と一緒に飲んでいた主のお友達はアナルファックをしたことがないということで「いつでも、私のアナルを使ってください」などと、あたしに言わせて主は楽しまれていた。
アナルになにか入れた写真を送れと命令を頂いたんだけれど・・お友達の変態度がわからなかったため、無難に指を一本差し込んだ写真をキレイっぽいライトアップで撮って送った。
こんな画像じゃ甘いかな?と心配しながらも、ダメ出しをされなかったので、満足して頂けたのだと安心し、眠りについた。
次の朝、起きたら、いぼ痔が誕生していた・・またしても、そこが、黒豆大に腫れ上がってしまっていたのだ。
あたしの指はとても細く(指輪のサイズは5〜6)爪も短い。これをちょこっと差し込んだだけで痔になるなら排便の度に痔になるだろう、と思う。
なんて軟弱なのだろうと、心底情けなくなる。
再度、巨大な痔を目の前にして悩んだ末・・その画像を撮ってみた。パンパンに腫れ上がっていて、酷く生々しい。
本当にこんな画像を送ってしまっていいのか・・撮った画像を眺めながらまた悩み・・、遂にあたしは、勇気を出してそれを送信した。
拒絶されたときのことを考えると、不安だった。けれども、ストレートに自分の状況を伝えるには、画像を送るしかないとも思った。
前日送った指も入っている画像ではなんでもなかった部分が、一夜にして変貌を遂げているという事実を伝えておかなければ・・。
思いの外、受けた。
「面白い物を見せてもらった」と返信をくださったので、ホッとしたと同時に、涙が出るほど嬉しいと感じた。
本当は、ずっと、見て頂きたいと思っていたのだ。
見て頂きたいと思う半面、見て頂くのが怖かったのだ。
大きなコンプレックスを・・ようやく、主にちゃんと報告することができたことが嬉しかったし、許容して頂けたことはもっと嬉しかった。
そして、その痛みもなんとか治まってきた頃。
やはり深夜、主様専用の着信音が鳴り響き、ドキドキしながら通話をオンにすると・・・。
「アナルは大事にしなきゃダメよう〜〜〜〜☆」と、オネェ言葉の知らない声の男性が、受話器の向こうで突如叫んだ。
さすが主だ。1秒後になにが起こるのか、まったく予想ができない。
主だと思って電話を取ったら、いきなり見知らぬゲイに叱られるとは・・・。
どうやらゲイバーで遊びながらあたしの痔画像を晒していらっしゃるらしい。ゲラゲラと笑う主の声が、背後から聞こえた。
コンプレックスを晒されるのは、辛い。開脚した姿を他人に絶対晒したくないと思うのは、そのせいもある。
けれども、そうやって主が楽しんでくれるなら、話は別だ。あたしはエロモードではない普通の気持ちがウキウキと盛り上がり、笑い声を漏らしてしまった。
あたしの使えないアナルが、こんな形で使えるなら本当に良かったと思ったし、主があたしの一番醜い部分を「受け入れて」くれたのだと実感できた出来事だった。
あたしのコンプレックスは消えてはいないけれど・・それでも、それを使って遊んで頂けると知ったことは、本当に大きな安心感を得ることができたのだと思う。
そんな紆余曲折の末・・今では、自分同様に、主にもあたしのアナルに関して気を遣って頂いてしまっている。
主のアナルフィストの夢は何処に行ってしまったのだろう・・。果たせていない夢を別な形で埋めるべく、あたしは歩いていくしかない。
そして、何度でも自分に言い聞かせる。
なにがあっても、とにかく主の傍に居続ければいいのだ、と。
そして、その事実だけが、足りない日常のコミュニケーションを埋めてくれて・・そして、あたしの気持ちを主に伝えてくれるのだろう、と。
【ちなみに・・あたしが痔関係でお世話になっている病院は「慈愛病院」という。
リンクを張ることは小心者のせいで、できないけれど・・興味があれば、webで検索してサイトを訪ねてみて欲しい。小さいけれど、とても安心できるいい病院で、胸を張ってお勧めできる。
病院に迷ったとき、このことを思い出して頂ければ幸いに思う】

今日の画像はお蔵入りアイテムシリーズのナース服編なんですが・・イマイチ、わかりにくいでしょうか?
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幸いにもあたしは拡張が進んでますが、合わない人はSプラグでもだめだとよく聞きます。
本当に人それぞれです。
心も身体も。
自分に合った方法で、頑張りましょ^^*